法学部

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細かく分かれている

法学とは法と法律に関する学問で、法学部はその法学を学ぶ学部です。
法学の分類は実定法学と呼ばれる法解釈・立法学を学ぶものと、基礎法学があります。
実定法とは今現存する方を差します。

実定法学は公法、民事法、刑事法、国際法があり、公法では日本国憲法、行政法、租税法、財政法、社会法などを学びます。
民事法では民法、商法、信託法、労働法、知的財産権法など、刑事法では警報、刑事手続き法など、そして国際法では海洋法、宇宙法、国際責任法、国際組織法などを学ぶことになります。

基礎法学では法哲学、法史学、比較法学、法政策学、法社会学、犯罪学などを学びます。
大学によっては学部に学科があり、法学部の中で政治学を対象とするなどさらに細かく細分化されていることもあります。

日本では大学制度の発足と同時に設置された歴史ある学部です。
諸外国の大学では法学を学ぶ法学部卒業の生徒は後に法曹(法律を扱う専門家)となる事が多いのですが、日本の場合、法学部卒であっても司法試験に合格するのは一握りで、資格を取得することなく一般企業に就職する学生も多いです。

公務員系に有利な法学部

各大学により必修、選択などの科目に違いがありますが、一般教養科目、政治系科目、法学系科目、経済系科目、演習、卒論などがあります。
卒論については実施しないところがほとんどです。
こうしたカリキュラムを必修、若しくは選択科目で履修し、専門的知識をしっかり身に着けます。
しかし司法試験はそれ以上に難しく合格率も低い資格となるため、法学部で法曹を目指す場合には、ダブルスクールで受験に挑む学生さんも多い学部でした。

ダブルスクールというのは、大学の法学部で勉強を重ね、その上、司法試験のための予備校などに通い、司法試験に特化した学習を行うという状態をさします。
また近年、新司法試験の導入にあたり法科大学院の入試のために、大学のほか、予備校などに通うダブルスクールを実施する学生もいます。
司法試験を目指さない場合でも、公務員試験に強いという特徴があり、法学部出身者は公務員、また民間企業でも他の学部とは違い幅広い就職先を確保しているともいわれています。

就職に役立つ・実生活に役立つ

法学は現在の法律についての勉強も非常に多いので、実生活で役立つ知識を指導してくれる学部ともいえます。
私生活の中で法律がかかわる事に関係した時、法学部で養った知識が役に立つことも多く、また就職に有利という点でも法学部を選択される学生さんが多いのです。

法律に詳しい、という事は、どの企業に関しても有利です。
最近は企業内部のリスクマネジメントなどについて、非常に真剣に取り組む企業が多くなっています。
また法律関連について強い法務課を設けて、企業内部の問題の解決、新事業に向けての構成作りなど行っています。
こうした法律に関わる課を設ける動きは各企業で広がっており、その点から見ても法学部は多方面で活躍できる生きた知識を得る学部と考えていいでしょう。