物理

物理

暗記よりも問題パターンを理解する

暗記が苦手という方に最も支持されている科目が物理です。
というのも地理歴史と並び理科は記憶しなければならない項目が多い科目の一つです。
しかし、理科4科目、物理、化学、生物、地学の中において最も暗記すべき項目が少ない科目なのです。

物理というとかなり難解な問題が出題され難しいのでは?と思う方も少なくありません。
しかし、基本的にセンター試験でも問題ごとに分野が決まっており、その基礎がしっかり身についていれば解けないという事はありません。
問題パターンがあるので、そのパターンをしっかり理解する事で解ける問題も多くなります。

また2次試験が実施される学校を受験される方は、2次試験の為の勉強を行っていると思いますが、物理は科学と並び、2次試験用の勉強がセンター試験に活かせるのです。
物理が苦手だけどそのほかの3科目はもっと苦手だから物理を選択するという方も、物理の各分野の中から分野を絞って勉強すれば、苦手意識も少なくなります。

高得点を狙うのは無理?

国公立、難関大学と呼ばれる大学を狙っている方は合格圏内に入るため、センター試験で9割奪取を目的とされているかもしれません。
しかし物理はそれほど高い点数を得られるとは思えない科目でもあります。
物理だけに限らす数学、英語他科目の勉強を行っていく事が必要なので、物理だけに時間を割くという事は無理です。

そのため、分野に絞った勉強をしっかりこなすことが大切であり、1点でも多く点数を奪取しようと考えておく方がいいのです。
物理は小問題でも見慣れない問題が出てくることもある科目です。

特にセンター試験では普段目にしないような問題が出ることも多いので過去問をしっかりこなす事と、基礎を身に着け応用できる学力をつけておくことも必要な科目です。
教科書を一通り読み、わからないところは再度自分で調べてみて、理解できるようならその単元に見合ったテキストで演習を行う。
そして、苦手分野が分ったら過去問を徹底して行い、少しでも学力向上を目指す、という勉強法で対応していきましょう。